ひとりぼっち

ひとりぼっちは嫌いじゃない。

どんな顔してても相手に気を使わなくていいので幸せ。

相手もクソもないから幸せ。

人と関わるのは煩わしい。

相手の気持なんて知ったこっちゃないしなんでみんなそれを理解して、

いわば「空気を読んで」生活できているのか全くわからない。

疲れるじゃん、空気を読むって。

空気読まないと面倒になるって言うけどそれなら関わらなくて良くない？って思ってしまう。

空気読まないと一緒にいられないような相手は正直いらない。

私には全くもって不必要だ。

だから中学の時は空気を読まなくても一緒にいてくれる男子としか一緒にいなかったし（人並みに女の子と遊んだりもしていたけど卒業と同時に疎遠、男子は彼氏と別れてから疎遠。）高校だって一握りの人間としか一緒にいなかった。

私は特段人間と関わることが嫌いというわけではない。

ただ面倒なことが嫌いなだけだ。

だから初対面の人間の輪に入っていくことだって別に苦手というわけではない。

ただその先の関係を考えたときに唐突に面倒になって逃げたくなって死にたくなるだけだ。

だから特に友だちはいらない。

そんな私だって四六時中一人ぼっちが好きなわけではない。

彼氏といる時間は世界で一番大好きだ。

私は煩わしいことが嫌いだから彼氏の前では取り繕わないし取り繕った自分を愛してほしいとも思わない。

さっさと全容を把握した上で着いてこれるのか来れないのかさっさと決めてほしい。

それをわかった上で全力で愛してくれて気を使わないでいられて、そんな彼氏が世界で一番大好きだ。

ずっと一緒なんて言ってくれる。

終わりのない恋愛は経験したことないし多分それは死んでみなきゃいつまでも経験できないことなのだろうけどいつ捨てられるのかはきっといつまでも不安として付きまとっていく気がする。

捨てられる恐怖、必要とされない恐怖、他の女に寝取られる恐怖。

昨日まで私のものだったはずなのにどうして今日は違う女のとこに行ってしまうの。

昨日まで過ごしてきた時間はなんだったの、私との思い出はどこに行ってしまうの。

あれ、ひとりぼっち嫌いじゃないはずなのにな。

こういう感情こそめんどくさいはずなのにな。

なんでひとりになりたくなくなってるんだろう。

あれ、あれ。

おかしいなおかしいな。

見捨てないで。